7月8日のおせっかい講座では、保育園や東京都児童相談所を経て大田区の子ども家庭支援センターにお勤めの小島さんと、当ネットワーク顧問でもある里親歴30年の秋山さんのお話を伺いました。
小島さんからは、日本のしつけ、子育ての歴史的特徴。実際のダイヤル189の話。困っている親子を助けるために、通告しなくていい理由を探さず、ためらわないでかけてほしいとのこと。 秋山さんからは、秋山さんのご実家が職親と言われる仕事でたくさんの若者を育てていらしたこと、5人の悲喜こもごもの子育て話。実際のところをとてもわかりやすく話していただいてとても良かったです。 ひとつの行為だけで虐待と判断するのではなく、困っている家族をフォローしていこうと、あたたかな気持ちをもって家族をみていらっしゃる行政の皆様に、里親の皆様に、頭が下がります。
参加者の皆様からの感想。里親の実際のお話を初めて聞いた方、ショートスティを初めて知った方、実の子を育てながら里親を目指したいのだけれど実の子の育て方にどのような影響が出るか心配?とおっしゃる方、いろいろな方がいらしゃいました。 今後、子育て支援、おせっかいのいろいろなやり方をご紹介することで、「安心・安全な地域社会を創っていく」ことにも「おせっかい講座」がお役に立てるのではないかと思いました。
今回の参加費と寄付金は、すべて、7月豪雨での被災地の支援金として寄付させていただきました。 ありがとうございます。別途ご報告いたします。 今なお続く大雨の被害。皆様の生活が1日も早く平穏に復することをお祈り申し上げます。
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